長期的に高い運用実績を出している人がいたら、何を真似できるか考える
日経新聞に出ていた、5本のアクティブ型日本株投信
今朝の日経新聞19面に、過去10年のリターンが高かったアクティブ型日本株投信5本が掲載されていました。最もリターンが高かったのは大和住銀投信のJ-Stockアクティブ・オープンの年率10.04%。100円が10年後に260円に増えたことになります。TOPIX連動型投信の平均10年リターンが年率-0.6%であったことを考えると、超過リターンは年率10%以上と素晴らしい運用成績です。
成功には必ず要因がある。成功者の行動を観察して真似をすることで、成功を真似したい
私は、長期的に高い運用実績を出している人にまぐれはなく、必ず勝因があると考えています。大勢と同じことをしていては平凡な運用成績に終わります。高い運用実績を出している人の行動を観察して真似をすることで、彼らの成功を真似したいのです。
5つのファンドを比べて見える、2つの共通点
(1)少ない運用資産と(2)集中投資
5つのファンドの月次運用報告書から特徴をまとめると、私には2つの共通点が見えました。
(共通点1)運用資産が小さい。JPMザ・ジャパンを除いて100億円以下。
(共通点2)自信のある銘柄に集中投資している。最も自信がある銘柄に資産の4~8%を投資する。
個人投資家の立場にあてはめる
個人投資家である自分の立場を振り返ると、(1)運用資産が小さいという項目は、残念ながらしばらくの間は満たし続けそうです。あとは、(2)自信のある投資機会に集中投資できるかどうかです。
私の過去の運用を振り返ると、魅力的な投資機会だと感じていながら少額しか投資していなかったので悔しい思いをしたことが何度もあります。その反省から、この半年はポジション取りや売買ルールの徹底をしています。その結果、今は銘柄につき最低でも資産の7%を投資することに決めています。
まとめ
長期的に高い運用実績を残している人がいたら、その要因を分析することをお薦めします。そして、行動を真似できるところは取り入れて、結果も真似しちゃいましょう。
Happy Investing!
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