長期業績レポート
メモ
日本にはタイヤメーカーが3社あり、全て上場しています。売上規模で並べると以下のようになります。このうち2社を選ぶとして、1位と3位を選ぶあたりが日経平均の銘柄採用方法の良くわからないところです。
1位 3.8兆 ブリヂストン(世界最大の売上)
2位 8500億 住友ゴム(ダンロップ)
3位 6300億 横浜ゴム
タイヤメーカーの長期業績(特にEPS)を見ると、山谷がはっきりとした典型的な景気循環産業であることが分かります。例えば自動車用タイヤには新車需要と更新需要がありますが、不況時には新車需要が落ち込みます。しかし、更新需要によって一定の工場稼働率を維持できるので、新車需要の比重が高い自動車メーカーよりも収益が安定していることが想像できます。自動車各社の長期業績レポートと比べてみてください。
7201 日産自動車
7202 いすゞ自動車
7203 トヨタ自動車
7205 日野自動車
7211 三菱自動車
7261 マツダ
7267 ホンダ
7269 スズキ
7270 富士重工業
景気循環産業であるタイヤメーカーの収益水準を見る限り、現在は景気のピークから下降局面に入ったような印象を受けます。果たしてどうなるでしょうか。
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