長期業績レポート
6361 荏原
6366 千代田化工
6367 ダイキン
7004 日立造船
メモ
株価 = EPS(一株あたり利益) x PER = 売上 x 利益率 / 株式数 x PER と書くことができます。
まず、株価を長期的に上げるためにはPERの拡大に頼るだけでは無理なので、必ずEPSの上昇が必要となります。次に、EPSを上げるためには、(1)売上を上げる、(2)利益率を上げる、(3)株式数を減らす(自社株買い)、という3つの選択肢があります。
2013年の株価上昇局面で、日本企業はEPSも改善していますが、その多くが(2)利益率の改善によるものだと感じます。不採算事業を切り離したり、コストカットをしたりした結果としての利益率上昇はもちろん素晴らしいことなのですが、ある一定レベルを超えた利益率の改善は持続的なのだろうかと思ってしまいます。
一般的に、日本の大企業の長期業績をみていると、継続的に売上を伸ばす力のある企業が少ない気がします。しかし、より大きな企業へと成長するためには売上成長が重要なのではないかという思いが強い今日この頃です。
本日紹介した企業の中で、ダイキン(6367)は海外競合他社の買収も含めて継続的に売上を伸ばすことができる(14年平均年率+10%)会社です。是非、各企業の長期業績レポートを見比べてみてください。
Happy Investing!!
コメントを残す