長期業績レポート(豊田通商、三井物産)

長期業績レポート

8015 豊田通商
8031 三井物産

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メモ

私は、「企業の強さ=ビジネスモデル x 経営者」だと思っています。

ウォーレン・バフェットが、「厳しい業界に優秀な経営者が取り組んだ場合、たいていは業界の厳しさが上回る」と語っていることからも、投資においてはビジネスモデルの優劣の見極めが最重要課題だと思っています。そして、次の課題が優れたビジネスモデルのポテンシャルを最大限に引き出せるかどうかに関わる、経営者の資質の見極めになります。

最近興味があるのが、適切な経営陣の任期です。今回の長期業績レポートで取り上げた2社のトップ経営陣を見てみましょう。三井物産は5-6年で社長が会長になり、会長が退任します。

三井物産の経営陣

豊田通商は、生え抜きが社長、会長になるケースと同時に、大株主であるトヨタ自動車から転向してくる経営陣がいます。過去15年ほどは、会長か社長のどちらかがトヨタ自動車出身となっています。

豊田通商の経営陣(赤字がトヨタ自動車出身者

上記の2社のどちらの経営陣のあり方がよいでしょうか?私は、生え抜きしか経営陣になれない三井物産に比べて、外部の風(トヨタ自動車と決まっていますが。。。)が入ってくる豊田通商の方が好感が持てます。前例にとらわれない大胆な決断ができる気がします。

経営陣の経歴を見ると、よりよく企業文化を理解できると思います。

Happy Investing!!

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